2013年12月26日

映画鑑賞

かぐや姫の物語

 某所で映画の平日無料招待券が当たったので、映画を見に来た。何を見ようかと思ったが。本当はもうちょっと早く当たっていれば『風立ちぬ』を見たかったがもう公開が終わっていた。そこで『かぐや姫の物語』を見た

 映画館には滅多に来ない。招待券が当たったときにしかこない。だから年一本程度しか見ない。前回は『東京家族』。その前は『この空の花』...。

 平日のためか、さほど混んでなかった。

 ストーリーは、細かい部分は多少脚色されているが、基本的に竹取物語に沿っている。だから、見ているうちに、昔読んだストーリーを思い出す。最初、画像を見たとき、ちょっと違和感があったが、慣れてくると気にならない。却って、この画像がすこぶる良い。上映時間は長い気もしたが、こんなもんだろうか。キャラクターも良かった。

 この映画を見て、改めて原文(写し本。原文も作者もわかっていない。)を読んでみると、ストーリーの高尚さが見て取れる。人間の卑しさや、愚かさが表現されている。月が高貴な所だとしても、地上を否定しない。読めば読むほど奥深い。また難しい。人生の教訓のようだ。時にはこういう作品も良い。心が、洗われる思いがする。

 翁が派手な暮らしをせずに、慎ましく暮らしていたなら、かぐや姫の一生が、変わっていたのだろうかと思う。人生の一生も同じ。あの時ああしておけばと、後悔だらけである。>

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